今さらながら安倍首相と討論するのってすげーストレスだろうな志位和夫w

 取り上げるのが遅れて恐縮だが(急な仕事で出張していた)、19日の党首討論の件。日本共産党機関紙の「しんぶん赤旗」20日付では当然のように委員長志位和夫の討論ぶりを1面で報じている。リンクはこちら
 実は多忙と言いつつ、俺は出先でちゃっかりと志位の討論を聞いていたw 6分もない討論時間で志位はどうすんだろ、テーマは年金だろうが…と思っていたが、彼は論戦の手法を取るのをやめ、思い切って年金の「マクロ経済スライド」をやめるための具体的な提案を安倍晋三首相に投げかけた。

 現在の年金保険料は年収約1000万円を超すと保険料が増えない仕組みと言う。この上限額1000万円を健康保険並みの2000万円に引き上げれば、なんやかやで毎年約1兆円の保険料収入を増やせる。この1兆円を「マクロ経済スライド」をやめる財源にする、と。
 その説明も含めて志位は安倍首相に「減らない年金」のための提案をした。もちろん今回初めて世に出した提案であり、私はリアルタイムで「おお!」とうなった。

 まあ俺も「あの」安倍首相がすんなりと志位の提案を「検討に値する」などと言うわけはないとは思っていたよ。しかしあの答弁ぶりはねえんじゃねえかね、さすがに。なーぜそこで、この間共産党が提唱している「三つの提案」の財源7・5兆円と混同したのよ。
 思うに安倍首相は、どうせ志位は年金問題1本で質問をぶっこんでくると予想していて答弁を決め打ちしたんじゃねえかな。参院決算委員会での小池晃の質問での「ばかげた案だ」を再び持ち出したところ、またぞろ志位が「三つの提案」絡みで質問するとみていたのだろう。

 その結果、安倍首相はおもくそ空振り三振したわけだがなw 首相討論後の会見で、志位は安倍の答弁を「とんでもない勘違い」とまずはジャブって感じの指摘をする。
 そして改めて志位は「『マクロ経済スライド』をなくすのに7兆円かかるということが本当だとすると…7兆円の年金を奪うということになります」「大変なことに本当はなるはず」と安倍のやらかしをかみ砕いて説明した。まあ本当にマクロ経済スライドが年金7兆円奪うレベルの愚策だったら、それはそれで非常に(私のような反安倍の人間にとっては)有益ではあるw 国会最終盤、そして参院選が間近に迫る中ではあるが、共産党国会議員団の皆さんにおかれましては安倍首相の「マクロ経済スライドなくすのに7兆円」という言質を検証してみてほしいと思う。

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