イチローとタダシ

　イチローが現役引退を発表した。野球好きの端くれとしては、この人の引退の報には複雑な思いがある。とうとうこの日が来たかと、まだやってほしかったというのと。

　twitterのタイムラインに印象的なツイートが上がっていた。ツイートの主は、日本共産党の東京・江東区議候補の西部ただしさん。弱冠27歳の新人候補だ。

https://twitter.com/nishibe_tadashi/status/1108723971103440896

（西部候補のtwitterから）

　イチローに憧れた西部少年は、道具一式をイチローモデルでそろえたという。そして少年は、打席では左打ちに。うむ、俺と似ているｗ
　いや、話の腰を折ってすまんが、私も少年時代はソフトボールやっていて、左打ちやっていたのよ。王貞治に憧れてな。だから私は、彼の気持ちがちょっと分かるつもりだ。

　西部候補は先日、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の記事で取り上げられた。参考までに、武天老師さん（@MutenRooshi）のtwitterを紹介する。

https://twitter.com/MutenRooshi/status/1105448044344954880

（武天老師さんのtwitterから）

　西部候補は経済的な事情で、大学中退を余儀なくされた。そして就職先では、過酷な働かされ方も経験したという。日本共産党との出合いが、西部候補に「社会と政治を変えるためにたたかう」という人生の選択をさせたのは間違いないが、イチローの存在が彼を励ましたのだろうと私は確信している。

　まあイチロー選手は現役にピリオドを打ったわけだが、西部候補はここからが始まりである。シーズン200安打を放ったイチローの若手時代みたく、江東区議選（定数44）では度肝を抜く得票で当選を果たし、共産党を現有7議席からさらに増加をかちとるほどに党勢を押し上げることを私は期待している。