安倍首相との対話で得られる面白さて共産党志位和夫の1億分の1だろなw

 FNNのニュースから。安倍首相が公邸に大泉洋、高畑充希を呼んで会食したって話。3人が記念写真を撮ったさまを高畑にSNSで拡散させてもいる。
 芸能人の政治利用ここに極まれりと思うが、一方で首相および公党の総裁がこういう機会を持つなど100%まかりならん!とまでは私は考えていない。私の支持政党である日本共産党の委員長志位和夫もたびたび著名人との対談を行い、機関紙「しんぶん赤旗」にその模様を掲載しているからだ。

 志位の著名人との対談は、よく「しんぶん赤旗」の正月発行のやつでやられている。新春対談てやつね。たいてい相手は学者とか評論家が多いのだが、旧民主党への政権交代の翌年である2010年正月には、ピアニストの小川典子さんと対談した。
 その模様はこちら。→ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-01/2010010101_01_0.html

 この年の対談では政治の絡む話は比較的控えめで、志位は小川氏との音楽談議に大いに花を咲かせている。その模様は該当ページをごらんいただくとして、冒頭にこんなやりとりを2人はしている。志位は対談前に小川氏のCDを聴いたらしい。

志位 CDは、どれもよかったんですけれど、とくにロシアの作曲家ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」などのピアノ版、「展覧会の絵」に感銘を受けました。「展覧会の絵」も、ラヴェル編曲のオーケストラの曲のほうがよく演奏されますが、私は、ピアノの方がずっと好きです。

小川 オーケストラの曲が有名になっていますが、原版はピアノなんですね。オーケストラだと豪華絢爛(ごうかけんらん)になりすぎちゃって…。

志位 ピアノの方がよけいな装飾はないし、音がずっと重い。ロシアの大地という迫力がありますね。生の魂がむき出しになっているような。ナロード(人民)のにおいがする。すごくいい仕事をされているんだなと思って聴きました。

 いやあ、若い頃は音楽家を志しただけあって志位の知識は深いと素人目に分かるわ。安倍にこういう話はできるのかね? あの人、自分で「森羅万象をつかさどる」とかのたまっていたし。音楽が無理でもお好きなゴルフは深く語れるとか。
 まあやれるもんならやってみろ!と俺は言いたいねw

 てか安倍と大泉、高畑の会食って公邸で行ったわけだから公務に当たるわけよね。人の税金使って芸能人とメシ食ったわけだ。
 それなら国会の場において、会食で対話した内容をつまびらかにしてもらおうや。俺の予想では、安倍はあっさい知識(大泉だと「水曜どうでしょう」、高畑だと朝ドラ関連)を披露し、後はおのれの自慢話に終始してかみ合わない対話になったと予想するが、どうか。答え合わせをしたいので、ぜひ国会で答弁してください。

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