すべての声優さんは日本共産党を支持してよいと思うの

 とある声優(近年は音楽活動がメインのようだが)が、私淑するアカウントのmoldさん(@lautream)のツイートに過剰反応したもようであります。その声優はどういう経緯か分かりませんが、「事務所の人」が日本共産党本部にも電話したらしい。

 その声優がどれだけ認識しているかは定かではないですけど、声優業界でトップ張るような人たちって、共産党とムッチャ仲良かったりするのよ。たとえば永井一郎さん。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が創刊85周年を迎えた2013年、このようにお祝いのコメントを寄せています。全文はこちら。↓

俳・声優の権利向上励ます
声優 永井一郎さん
 「85年」といえば、1931年生まれの私より少しお兄さんです。お互い、戦前、戦中、戦後の厳しい時代を生き抜いてきたんですね。非合法時代の「赤旗」発行の苦労は、さぞや大変だったことでしょう。
 さて私は、テレビアニメ「サザエさん」で、最初から波平の声を担当して44年目になります。
 その間、声優の仕事を通じて番組再放送使用料要求など俳優・声優の権利確立を求める運動にかかわってきました。「赤旗」は初期のころからずっと私たちを温かく励ましてくださり、ありがたく思っています。
 いま日本は、「国防軍」や憲法改定を声高に叫ぶ流れが強まり、戦前・戦中のひどい時代を知っている者として心おだやかではありません。
 「赤旗」が民主主義と国民生活を守り、発展させる役割をさらに果たされるよう願っています。
( 2013年1月30日付)

 また「ルパンⅢ世」の銭形警部でおなじみだった納谷悟朗さんも、国政選挙で日本共産党への期待を表明していた声優さん。2013年の死去の際には「しんぶん赤旗」1面掲載のコラム「潮流」でその業績を惜しんでいます。
 そして前述の永井さんが「俳優・声優の権利確立を求める運動にかかわり、『赤旗』は初期から励ましてくれた」と書いていますが、その具体例がこちらの「しんぶん赤旗」報道記事。日本俳優連合所属の声優さんが、ビデオなどの出演作品にも「声の使用料」を認めるよう求めた裁判で全面勝利した判決を報じています。以下は記事の一部。

 日俳連(日本俳優連合、森繁久弥理事長)の組合員である声優三百六十一人が、日本アニメーションと系列の音響映像システムを相手に、「ちびまる子ちゃん」などアニメ番組三十七作品をビデオ化した際の使用料約八千七百万円を支払うよう求めていた裁判で、東京高等裁判所は二十五日、原告の訴えを全面的に認める判決を出しました。

 今や「クールジャパン」とやらの中核をなす日本のアニメ産業。この業界が海のものとも山のものともつかぬ頃から現場の労働者に寄り添い、権利向上へ励ましてきたのが日本共産党であり、機関紙の「しんぶん赤旗」だったと言えましょう。
 その辺の歴史的な経緯を踏まえれば、声優をはじめとするアニメ業界関係者は今後のあらゆる選挙で日本共産党を支持して何ら差し支えないと思うのですが、どうでしょう。ちょうど参院選の公示が翌月に控えていると言われ、衆参ダブル選挙もありえると予想されています。現場の皆さんにおかれましては、そこんところご検討をしくよろです。

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