「しんぶん赤旗」日曜版に稲垣吾郎!!!

 改憲勢力3分の2割れとなった参院選結果を伝える日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」7月28日号。裏表紙となる36面には、何と、あの!
 元SMAPで「新しい地図」の稲垣吾郎さんがインタビュー企画「ひと」に出演している。
 元とはいえ、俺の記憶ではSMAPメンバーが赤旗の「ひと」に出演するてのは初めてのこと。稲垣さんが所属していたジャニーズ事務所のタレントが「ひと」に出たってのは、たぶん堂本剛と相葉雅紀くらいじゃねえかな。その2人は、おそらく単独インタビューでなく、記者会見でしゃべったのをまとめた内容だったと思う。写真も、いかにも会見中のを撮りましたよてな絵柄だったと記憶している。先日亡くなったジャニー喜多川氏がゴリゴリの反共人間だったと、風のうわさに聞いたことはあるが…。

 さて今回の稲垣さんが、赤旗の単独インタビューに応えたのかどうかは判別のつきかねるところではある。とあるSMAPファンのアカウントによると、別の一般新聞でも稲垣さんのインタビュー記事が載っていたと画像付きでツイートしていた。
 どの新聞かは分からないが、画像にあった稲垣さんの服装は赤旗のインタビュー写真と同じである。だから記事の内容に関しては、各社横並びの会見をまとめたものかもしれない。まあつい数年前までは(元)SMAPが赤旗の「ひと」に出るなんて想像もつかなかった話だし、大きな一歩前進と長年の読者としてはとらえておきたい。

 さて肝心の記事の内容であるが、実は本文、そして略歴においてSMAPのスの字もないw本文で「独立し、『新しい地図』を立ち上げて2年近く」とか、略歴で「2016年のグループ解散」とかいう形で触れてはいるのだが。その辺はまさに公取委案件なんだろうなと思わされるw
 記事のメインは、ミュージカル「君の輝く夜に」の宣伝。稲垣さんは作品の音楽担当であり、昨年急逝したジャズピアニスト・佐山雅弘さんへの追悼の思いを語っている。
 あと記事では、炭焼き職人を演じた映画「半世界」にも言及しているのだが、稲垣さんがそういう映画に出ているのもこれで初めて知った。SMAPが解散せずにいれば、テレビでバンバン「半世界」の番宣に出ていたんだろうなあ…と思った。

 記事の最後に、稲垣さんは自分たちの仕事を「世の中になくてもいいものかも」と前置きしつつ、「はかなくて、美しくて、とても人間らしい仕事です」と締めくくっている。彼らしい言い回しで、SMAPは健在やなと私は勝手に納得している。
 ぜひとも「新しい地図」の草彅剛さん、そして香取慎吾さんも続いて「しんぶん赤旗」日曜版の「ひと」に出演して、元気な姿を見せてほしいと切に願うばかりである。

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