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赤旗にボロ負けする取材レベルを露呈したBuzzfeedJapan

 現在使用しているgooブログがメンテナンス中というため、ひさびさにこちらで記事を書く。福島市にあるという会社「ユースビオ」が話題だ。  アベノマスクを受注した会社の中で唯一、非公表だった会社ね。 日刊スポーツの報道 を読むと、非常に怪しさ満点の企業であることが伝わると思う。  ここで「ユースビオ」の代表なる人物に突撃取材したのがBuzzfeedJapan。しかしその記事の内容は、代表なる人物の名前が書かれていない。私もtwitter(@masatowishiguro)で指摘したが、こうした疑惑ものの追及記事で、追及している相手の名前を書かないてのは欠陥記事だろうよ。  そしてBuzzfeedJapanは、記事中でユースビオ代表とやらのコメントをこう書いた。 「癒着は一切ないです。もし安倍さんと癒着があったら、もっと高い値段にしてますよ」 「ウチのマスクからは不良品などの問題はまったく出ていない」  2つめのコメントについては、地の文で 「一蹴する」 と書いているからな。BuzzfeedJapanはユースビオの広報を肩代わりしたのかって思えてくるわ。  BuzzfeedJapanの及び腰を見るにつけ、報道各社は日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の姿勢を見習ってほしいと考える。赤旗と言えば「桜を見る会」のスクープだが、マルチ企業「48ホールディングス」の淡路明人社長(当時)が「桜を見る会」に参加したってのを同紙は最近追っかけている。   2月24日付の日刊紙「しんぶん赤旗」 では、安倍首相夫妻と淡路氏が一緒に写真撮影した件をスクープした。写真も入手し、淡路氏にこの件を聞いたところ弁護士を通じて回答。「一緒に写真を撮影したことがあるだけの関係にすぎず、会話らしい会話をしたこともなければ、知り合いですらない」と答えたという。お、何かイキイキとまくし立てたユースビオ代表とやらとは対応が違うな。  どうよ。さしたる道具も持たず丸腰で取材して、相手にそれこそ文字通り一蹴されたBuzzfeedJapanと赤旗とは雲泥の差があるわなあ。赤旗は新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めながら報道体制を維持するってんで大変だろうが、ぜひともユースビオの報道に着手してもらって、BuzzfeedJapanとの格の違いを見せつけてほしいものである。

紙屋研究所「Heaven!?」(佐々木倫子)レビュー

 不定期掲載している紙屋研究所レビューの紹介。今回は佐々木倫子原作の漫画「Heaven!?」を取り上げたい。「Heaven!?」と言えば現在、石原さとみ主演で連続ドラマを放送している最中である。  私もドラマ化にかこつけて、別の拙ブログ「ENGEI-COMIC SHAMROCK」で「Heaven!?」のレビューを書いた。それきっかけで、テレビを見ない私はTVerでドラマを数回分視聴したのだが、先週の第7回から見るのをやめてしまった。  なぜかは後述するとして、紙屋高雪氏の「Heaven!?」レビューである。  紙屋氏のレビューは こちら 。結論から言えば、氏は既に「動物のお医者さん」「おたんこナース」(原作は小林光恵)で功成り名を遂げていた佐々木に対して「稀代の職人」なる惜しみない賛辞を送っている。  何を称賛しているかというと、その綿密な取材力。そして取材で得た膨大なネタを「うんちく」として垂れ流すことをせず、登場人物の会話や行動に丹念に落とし込み、一つの物語を紡ぎ上げるという構成力にである。  紙屋氏の指摘には、私もしごく納得である。てか、紙屋研究所の話をするときはそんなことばかり書いている気がするw 「動物のお医者さん」も、佐々木が取材で得たであろう情報量が膨大だったもんね。動物そのものの特徴や動物病院での日常など、漫画を読んで笑っている中で自然に身に付いていた感じだよなあ。  で、「Heaven!?」のドラマの話に戻る。なぜ私がドラマを見るのをやめたかと言うと、ちょっと信じがたい情報を知ったからである。  先週の8月20日に放送した第7話。この回は幻の大女優・久世光代がレストラン「ロワン・ディシー」に訪れたエピソードがメインだったのだが、原作では前後編で描かれた「秋のメニュー」の回も盛り込んでいたらしい。俺が驚愕したのは、5chのテレビドラマ板の「Heaven!?」スレで「『秋のメニュー』の小澤シェフの山籠もりが カットされていた 」という書き込みであった。  「秋のメニュー」での小澤シェフ(演者は段田安則)の山籠もりといえば、原作(第4巻)では後編でまるまる扱ったエピソードではないか。しかも内容も、小澤と対立していたオーナー・黒須(演者は石原)のバイタリティーがこれでもかと佐々木の筆力で描かれて見応えがある。

埼玉県知事選は野党統一の大野氏勝利!

 映画「翔んで埼玉」がヒットして間もないうちに行われた埼玉県知事選は、野党統一候補の大野元裕氏が自民公明推薦の青島健太氏らを破って当選した。  選挙の途中で、大野氏が朝鮮学校の補助金問題でやらかしくさったときは私も頭を抱えた。しかし自公に知事の座を渡さなかったのはでかい。大野氏は今後、有権者にたっぷり絞られてもらいたい。  twitterにも書いたが青島氏はつい最近、日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」日曜版にインタビュー出演していた。赤旗日曜版では衣笠祥雄氏が長らくプロ野球コラムの連載を持っていたが、彼の死去以降は元ソフトバンク投手の斉藤和巳氏らが単発で出演していた。青島氏もその一人であった。  しかし青島氏は、赤旗日曜版出演間もなくに埼玉県知事選に立候補。しかも自公の推薦を受けてである。いつ出馬の打診を受けたかは知らんが、共産党から仕事をもらいながらのうのうと自公の応援で知事になろうとするとはなあ。  そういう行いてのは、共産党のみならず球界の大先輩である衣笠さんのことをも愚弄してはいませんかね。個人的にはそうした忸怩たる思いがあったので、今回の青島氏の敗北には「ざまあみやがれ」と言わせてもらう。  しかし選挙で自公を負かすのは気持ちがいいぜ。いや、俺は埼玉県民じゃないけどなw  共産党委員長の志位和夫が何かツイートすると数千のクソリプがネトウヨからつくんだが、彼の大野氏勝利を報告したツイートには50くらいしかついてなかったのよ。たぶん数千人単位のネトウヨが自公敗北でふて寝していると思うわw  ともあれ大野元裕さん、当選おめでとうございます。

れいわ新選組支持者の皆さん、ぜひ「しんぶん赤旗」を読みましょう

 己のtwitter(@masatowishiguro)でも書きましたが、このほど風のうわさに聞いた話がありまして。それは先の参院選で旋風を起こした れいわ新選組 の 山本太郎 代表が、日本共産党の機関紙 「しんぶん赤旗」の熱心な読者 であるという話です。  なんでも山本氏は自身の演説で、安倍政権の消費税増税を批判する際に、数値の話をするときはグラフをパネルに示して語るらしいのですが、そのグラフが「しんぶん赤旗」の記事を引用したものなのだそうで。個人的にはそれなりに確かと思う筋から聞いた話なので、信ぴょう性は非常に高いと思います。聞く人が聞けば分かる、的な。  しかしこういう情報って、世間にどれだけ浸透しているんでしょうね。私も記憶を掘り起こしてみましたが、自身のtwitterのタイムラインで「山本太郎は赤旗読者」てなことを書いたツイートって「あったかな~なかったかな~」てほどあやふやだったりします。  それはともかく、これを機に四半世紀以上の「しんぶん赤旗」読者である私は言っておきたい。   れいわ新選組支持者の皆さん、ぜひ「しんぶん赤旗」を購読してください。  皆さんが心酔しているであろう山本太郎さん。ひとたび街頭でマイクを握れば、一種のトランス状態を巻き起こす演説をやってみせる彼の土台をなすものの一つが、共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」なのですから。怪しい広告じゃありませんが「これを読めば、きみも山本太郎になれる!!」てやつですわw  参院選でのれいわ新選組の比例票は、220万票以上。「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版の購読部数は合計で約120万部。てことは、もしれいわに票を投じた人が全員読者になるなら、少なくとも「しんぶん赤旗」は単純計算で100万人以上の読者増になるわけでw まあそんなそろばんはじきはおくとして、ぜひともれいわ支持者の皆さんには、安倍政権を倒すという一致点で共産党および機関紙の「しんぶん赤旗」をお見知りおき願いたいと思うところであります。

能島龍三『遠き旅路』を読んでます

 実はいま夏休み中ですが、この期間を利用して柄にもなく読書に勤しんでいます。  読んでいるのは能島龍三さんの長編小説『遠き旅路』(新日本出版社)。一昨年に「しんぶん赤旗」に連載していたのをまとめたものです。  日中戦争に出征した青年の兵隊を主人公にした作品で、私は新聞連載時は断片的に読んだくらいでした。単行本で読み直しているところです。  まだ序盤ですが、戦闘中の描写に凄みがありますね。活字なのに死に直面した場面の生々しさが情景として浮かび上がってきます。  帝国軍人として正しくあろうとする真面目な青年将校の主人公が、どうこの戦争が生み出す世界の矛盾に気づき、葛藤を乗り越えていくのか見所です。何しろ結末をまだ知りませんからね、赤旗でパラパラ読んでいたはずなのにw

女優新川優愛さんと日本共産党の紙智子参院議員

 タイトル読んだ人は「全く関係ない2人やんけ」と怒りそうだが、まあ聞けw  ミスマガジンの経歴を持つ若手女優の新川優愛(しんかわ・ゆあ)さんが、一般男性との結婚を発表した。お相手の詳細情報は一般男性と言うことで公式には伏せられているが、芸能記者の井上公造によれば職業について「ロケバスの運転手」と伝えられた。  そのニュースのまとめサイトは こちら 。  この話を聞いたとき、私は先日の参院選で4選を果たした日本共産党の紙智子参院議員をつい思い出した次第である。なぜかっつーと、紙氏も自身の結婚相手が 選挙カーの運転手 だったという情報を聞いたことがあるからである。  紙氏の同僚である大門みきし参院議員が、自身のfacebookで 彼女の結婚相手について語った記事 がある。記事によると、お相手の内山勝人さんは共産党北海道国政事務所の所員であった。  まあ共産党の専従活動家ってのは「何でも屋」であることが求められるので、運転免許という便利な資格を持っていれば幅広い活動をする。選挙カーの運転、または候補者の送り迎えということで地元候補の紙智子と長時間同じ場所を共有していたんじゃねーのってことは、想像に難くない。  新川さんの話に戻るが、井上経由であろう情報によるとロケバスの運転手に彼女の方から一目惚れをし、わざと忘れ物をして取りに帰り、2人きりの時間をつくったという。そんな ドラマみたいな展開あってたまるか!  と言いたくなるがw、まあ親密になるには手堅い手法だよね。紙智子氏も、私の学生時代にいた左翼の友人がファンを公言するほど美人で知られていた人だが、彼女も選挙カーに忘れ物をして内山氏と親密になったのだろうか。←おい  ただし、内山氏は数年前に亡くなっている。大門氏の記事によれば、内山氏は紙氏を「あんなに心のきれいな人はいない」と称賛していたという。そんな夫をなくした悲しみを背負って、紙氏は参院4期目に臨んでいるというわけだ。  そんなわけで(どんなわけ?)、私はめでたく結婚した新川さんに勝手な親しみをわかせている。芸能活動は継続するとのことなので、ぜひとも結婚生活を生かした幅広い仕事をこなしてほしいと思う。

日本共産党創立97周年記念講演会動画を見る

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 まあリアルタイムでも見たのですが、改めて志位和夫委員長の講演部分をさっきまで見ていた。 (日本共産党youtubeチャンネルから)  「野党連合政権」への話し合いの呼びかけなど、聴いていてつかむべき勘所は多いのを踏まえた上で、俺が印象に残ったのは動画開始から1時間38分すぎあたりである。志位は先の参院選で、安倍首相に対しこう言っていた。 「安倍首相は参院選で、憲法改定と野党攻撃以外に語るものを持ちませんでした」  その発言の後、志位は安倍首相が誇りにしていたアベノミクスも地球儀を俯瞰する外交も語れなくなったと補足していた。まあ「憲法改定と野党攻撃しかやってねえ」って、すげえ端的だな。  そして安倍首相の心をえぐる内容。寸鉄人を刺す。  曲がりなりにも7年近く政権を担ってきた人物に対して、国政選挙でそれ(憲法改定と野党攻撃)しか語ることねえじゃねえかよなんて、よくよく考えたらヒドいよなw 語れる実績ねえってことだし。俺が安倍首相だったら心が折れて泣くわ。最近は維新だのN国だの公然と「悪口」レベルの発言をする政治家をよく見かけるが、ある意味共産党の志位が一番口が悪いと私はみている。これは褒め言葉です。  まあ「新しい探求」として志位は「野党連合政権」を正面からぶち上げた。これを確かな足場としていかなきゃなと思う。「野党がだらしない」などと、いつまでも言わせるわけにはいきませんもんね。