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8月, 2019の投稿を表示しています

紙屋研究所「Heaven!?」(佐々木倫子)レビュー

 不定期掲載している紙屋研究所レビューの紹介。今回は佐々木倫子原作の漫画「Heaven!?」を取り上げたい。「Heaven!?」と言えば現在、石原さとみ主演で連続ドラマを放送している最中である。  私もドラマ化にかこつけて、別の拙ブログ「ENGEI-COMIC SHAMROCK」で「Heaven!?」のレビューを書いた。それきっかけで、テレビを見ない私はTVerでドラマを数回分視聴したのだが、先週の第7回から見るのをやめてしまった。  なぜかは後述するとして、紙屋高雪氏の「Heaven!?」レビューである。  紙屋氏のレビューは こちら 。結論から言えば、氏は既に「動物のお医者さん」「おたんこナース」(原作は小林光恵)で功成り名を遂げていた佐々木に対して「稀代の職人」なる惜しみない賛辞を送っている。  何を称賛しているかというと、その綿密な取材力。そして取材で得た膨大なネタを「うんちく」として垂れ流すことをせず、登場人物の会話や行動に丹念に落とし込み、一つの物語を紡ぎ上げるという構成力にである。  紙屋氏の指摘には、私もしごく納得である。てか、紙屋研究所の話をするときはそんなことばかり書いている気がするw 「動物のお医者さん」も、佐々木が取材で得たであろう情報量が膨大だったもんね。動物そのものの特徴や動物病院での日常など、漫画を読んで笑っている中で自然に身に付いていた感じだよなあ。  で、「Heaven!?」のドラマの話に戻る。なぜ私がドラマを見るのをやめたかと言うと、ちょっと信じがたい情報を知ったからである。  先週の8月20日に放送した第7話。この回は幻の大女優・久世光代がレストラン「ロワン・ディシー」に訪れたエピソードがメインだったのだが、原作では前後編で描かれた「秋のメニュー」の回も盛り込んでいたらしい。俺が驚愕したのは、5chのテレビドラマ板の「Heaven!?」スレで「『秋のメニュー』の小澤シェフの山籠もりが カットされていた 」という書き込みであった。  「秋のメニュー」での小澤シェフ(演者は段田安則)の山籠もりといえば、原作(第4巻)では後編でまるまる扱ったエピソードではないか。しかも内容も、小澤と対立していたオーナー・黒須(演者は石原)のバイタリティーがこれでもかと佐々木の筆力で描かれて見応えがある。

埼玉県知事選は野党統一の大野氏勝利!

 映画「翔んで埼玉」がヒットして間もないうちに行われた埼玉県知事選は、野党統一候補の大野元裕氏が自民公明推薦の青島健太氏らを破って当選した。  選挙の途中で、大野氏が朝鮮学校の補助金問題でやらかしくさったときは私も頭を抱えた。しかし自公に知事の座を渡さなかったのはでかい。大野氏は今後、有権者にたっぷり絞られてもらいたい。  twitterにも書いたが青島氏はつい最近、日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」日曜版にインタビュー出演していた。赤旗日曜版では衣笠祥雄氏が長らくプロ野球コラムの連載を持っていたが、彼の死去以降は元ソフトバンク投手の斉藤和巳氏らが単発で出演していた。青島氏もその一人であった。  しかし青島氏は、赤旗日曜版出演間もなくに埼玉県知事選に立候補。しかも自公の推薦を受けてである。いつ出馬の打診を受けたかは知らんが、共産党から仕事をもらいながらのうのうと自公の応援で知事になろうとするとはなあ。  そういう行いてのは、共産党のみならず球界の大先輩である衣笠さんのことをも愚弄してはいませんかね。個人的にはそうした忸怩たる思いがあったので、今回の青島氏の敗北には「ざまあみやがれ」と言わせてもらう。  しかし選挙で自公を負かすのは気持ちがいいぜ。いや、俺は埼玉県民じゃないけどなw  共産党委員長の志位和夫が何かツイートすると数千のクソリプがネトウヨからつくんだが、彼の大野氏勝利を報告したツイートには50くらいしかついてなかったのよ。たぶん数千人単位のネトウヨが自公敗北でふて寝していると思うわw  ともあれ大野元裕さん、当選おめでとうございます。

れいわ新選組支持者の皆さん、ぜひ「しんぶん赤旗」を読みましょう

 己のtwitter(@masatowishiguro)でも書きましたが、このほど風のうわさに聞いた話がありまして。それは先の参院選で旋風を起こした れいわ新選組 の 山本太郎 代表が、日本共産党の機関紙 「しんぶん赤旗」の熱心な読者 であるという話です。  なんでも山本氏は自身の演説で、安倍政権の消費税増税を批判する際に、数値の話をするときはグラフをパネルに示して語るらしいのですが、そのグラフが「しんぶん赤旗」の記事を引用したものなのだそうで。個人的にはそれなりに確かと思う筋から聞いた話なので、信ぴょう性は非常に高いと思います。聞く人が聞けば分かる、的な。  しかしこういう情報って、世間にどれだけ浸透しているんでしょうね。私も記憶を掘り起こしてみましたが、自身のtwitterのタイムラインで「山本太郎は赤旗読者」てなことを書いたツイートって「あったかな~なかったかな~」てほどあやふやだったりします。  それはともかく、これを機に四半世紀以上の「しんぶん赤旗」読者である私は言っておきたい。   れいわ新選組支持者の皆さん、ぜひ「しんぶん赤旗」を購読してください。  皆さんが心酔しているであろう山本太郎さん。ひとたび街頭でマイクを握れば、一種のトランス状態を巻き起こす演説をやってみせる彼の土台をなすものの一つが、共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」なのですから。怪しい広告じゃありませんが「これを読めば、きみも山本太郎になれる!!」てやつですわw  参院選でのれいわ新選組の比例票は、220万票以上。「しんぶん赤旗」日刊紙・日曜版の購読部数は合計で約120万部。てことは、もしれいわに票を投じた人が全員読者になるなら、少なくとも「しんぶん赤旗」は単純計算で100万人以上の読者増になるわけでw まあそんなそろばんはじきはおくとして、ぜひともれいわ支持者の皆さんには、安倍政権を倒すという一致点で共産党および機関紙の「しんぶん赤旗」をお見知りおき願いたいと思うところであります。

能島龍三『遠き旅路』を読んでます

 実はいま夏休み中ですが、この期間を利用して柄にもなく読書に勤しんでいます。  読んでいるのは能島龍三さんの長編小説『遠き旅路』(新日本出版社)。一昨年に「しんぶん赤旗」に連載していたのをまとめたものです。  日中戦争に出征した青年の兵隊を主人公にした作品で、私は新聞連載時は断片的に読んだくらいでした。単行本で読み直しているところです。  まだ序盤ですが、戦闘中の描写に凄みがありますね。活字なのに死に直面した場面の生々しさが情景として浮かび上がってきます。  帝国軍人として正しくあろうとする真面目な青年将校の主人公が、どうこの戦争が生み出す世界の矛盾に気づき、葛藤を乗り越えていくのか見所です。何しろ結末をまだ知りませんからね、赤旗でパラパラ読んでいたはずなのにw

女優新川優愛さんと日本共産党の紙智子参院議員

 タイトル読んだ人は「全く関係ない2人やんけ」と怒りそうだが、まあ聞けw  ミスマガジンの経歴を持つ若手女優の新川優愛(しんかわ・ゆあ)さんが、一般男性との結婚を発表した。お相手の詳細情報は一般男性と言うことで公式には伏せられているが、芸能記者の井上公造によれば職業について「ロケバスの運転手」と伝えられた。  そのニュースのまとめサイトは こちら 。  この話を聞いたとき、私は先日の参院選で4選を果たした日本共産党の紙智子参院議員をつい思い出した次第である。なぜかっつーと、紙氏も自身の結婚相手が 選挙カーの運転手 だったという情報を聞いたことがあるからである。  紙氏の同僚である大門みきし参院議員が、自身のfacebookで 彼女の結婚相手について語った記事 がある。記事によると、お相手の内山勝人さんは共産党北海道国政事務所の所員であった。  まあ共産党の専従活動家ってのは「何でも屋」であることが求められるので、運転免許という便利な資格を持っていれば幅広い活動をする。選挙カーの運転、または候補者の送り迎えということで地元候補の紙智子と長時間同じ場所を共有していたんじゃねーのってことは、想像に難くない。  新川さんの話に戻るが、井上経由であろう情報によるとロケバスの運転手に彼女の方から一目惚れをし、わざと忘れ物をして取りに帰り、2人きりの時間をつくったという。そんな ドラマみたいな展開あってたまるか!  と言いたくなるがw、まあ親密になるには手堅い手法だよね。紙智子氏も、私の学生時代にいた左翼の友人がファンを公言するほど美人で知られていた人だが、彼女も選挙カーに忘れ物をして内山氏と親密になったのだろうか。←おい  ただし、内山氏は数年前に亡くなっている。大門氏の記事によれば、内山氏は紙氏を「あんなに心のきれいな人はいない」と称賛していたという。そんな夫をなくした悲しみを背負って、紙氏は参院4期目に臨んでいるというわけだ。  そんなわけで(どんなわけ?)、私はめでたく結婚した新川さんに勝手な親しみをわかせている。芸能活動は継続するとのことなので、ぜひとも結婚生活を生かした幅広い仕事をこなしてほしいと思う。

日本共産党創立97周年記念講演会動画を見る

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 まあリアルタイムでも見たのですが、改めて志位和夫委員長の講演部分をさっきまで見ていた。 (日本共産党youtubeチャンネルから)  「野党連合政権」への話し合いの呼びかけなど、聴いていてつかむべき勘所は多いのを踏まえた上で、俺が印象に残ったのは動画開始から1時間38分すぎあたりである。志位は先の参院選で、安倍首相に対しこう言っていた。 「安倍首相は参院選で、憲法改定と野党攻撃以外に語るものを持ちませんでした」  その発言の後、志位は安倍首相が誇りにしていたアベノミクスも地球儀を俯瞰する外交も語れなくなったと補足していた。まあ「憲法改定と野党攻撃しかやってねえ」って、すげえ端的だな。  そして安倍首相の心をえぐる内容。寸鉄人を刺す。  曲がりなりにも7年近く政権を担ってきた人物に対して、国政選挙でそれ(憲法改定と野党攻撃)しか語ることねえじゃねえかよなんて、よくよく考えたらヒドいよなw 語れる実績ねえってことだし。俺が安倍首相だったら心が折れて泣くわ。最近は維新だのN国だの公然と「悪口」レベルの発言をする政治家をよく見かけるが、ある意味共産党の志位が一番口が悪いと私はみている。これは褒め言葉です。  まあ「新しい探求」として志位は「野党連合政権」を正面からぶち上げた。これを確かな足場としていかなきゃなと思う。「野党がだらしない」などと、いつまでも言わせるわけにはいきませんもんね。

紙屋研究所「あしたのジョー」

 お堅い内容でも長文でも、読み手をねじ伏せるような力強い筆致で漫画や新書のレビューを書き続けている紙屋研究所管理人の紙屋高雪氏。今回紹介するのは高森朝雄(梶原一騎)・ちばてつやの説明不要の名作「あしたのジョー」です。  このレビューは2005年7月14、15日に掲載したもの。不朽の名作ということでかえって肩の力を抜いたのか、紙屋氏はお遊びで考え付いたであろう企画を書きつけます。  その名も 「『あしたのジョー』の脇キャラたちにいま一言いわせたい」 。このレビューを書いた時点で、「あしたのジョー」連載終了から30年以上がたっていたわけですが、それを当時の時代感覚に沿って、「ジョー」の愛すべきキャラクターに一言語ってもらおうというアグレッシブな企画でした。  個人的には、ジョーのドサ回り時代の同僚の放つ「長谷川京子」というワードにジワジワ来ます。しかし、やはり白眉は朝鮮戦争で非業を背負ってしまった金竜飛じゃないっすかね。 【金竜飛】  試合前に矢吹丈に生い立ち話をしたのは、私の心理作戦さ。私の計算ではあのとき矢吹丈が瞼を切って血を流さなければ、99.34%の確率で私が勝利していただろう。リングでゲロる満腹ボクサーにまぐれは二度ないよ。いまの日韓問題? 日本側にはまるで戦略も計算もないね。参拝をつらぬくのが毅然としている? ノーノー、子どもだましさ。日本は世界中からチョムチョムに会うだろうね。  どうでしょう。14年前のレビューなのに、まるでつい最近書いたかのような錯覚を覚えませんでしょうか?w 「いまの日韓問題?」のくだりなあ。当時は小泉首相の靖国参拝問題でしたが、現在は安倍首相による輸出規制問題とさらに外交面で深刻に。  紙屋氏は金竜飛に日本側の戦略を「子どもだましさ」と喝破させていますが、今や安倍政権は政治上の紛争解決のために貿易をカードに使うという「禁じ手」を犯しています。子どもだまし、ですらないのが日本国民にとって頭痛のタネですわね。  紙屋氏の「ジョー」の脇キャラを使ったお遊び企画。これだけでも非常に面白いのですが、ここで終わらないのが紙屋氏のサービス精神ってもんですw 矢吹丈の獣というべき潜在能力を引き出した若く美しきプロモーター・白木葉子を「論ず」と題したレビューを載せています。  こちらはまさに「紙屋節」というべき硬派で、かつ

そういや東京の維新て大日本帝国憲法復活に賛成してたわ

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 あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」が卑劣なテロ予告や政治家の介入により中止に追い込まれた。この件に多くの市民の怒りが渦巻いているが、この人は国会議員でありながら事実上「検閲制度」の復活を公言している。  先の参院東京選挙区で当選した日本維新の会の音喜多駿。ツイートの画像を張っておこう。 (音喜多駿氏のtwitterから)  芸術作品への公金支出の妥当性をおそらく議会で検証すべきと。事前、事後関係なくこの人のやりたいことは検閲ですわね。  音喜多氏のこのツイートを読んで、私は真っ先にあることを思い出したわ。そういや東京の維新て、大日本帝国憲法の復活に賛成しとったなと。  2012年10月の東京都議会にさかのぼる。大日本帝国の復活を求める請願が議会に上がっていたらしい。それに賛成したのが、当時橋下徹が代表を務めていた大阪維新の会と連携する会派「東京維新の会」(3人)だったと。  当時の「しんぶん赤旗」の報道記事は こちら 。請願の内容について、記事ではこう説明している。   請願は、天皇を元首として無制限に権力を与え、国民を「臣民」として、自由と権利を抑圧した大日本帝国憲法を美化。「我々臣民としては、国民主権という傲慢(ごうまん)な思想を直ちに放棄」して、日本国憲法を無効とし、大日本帝国憲法は現存するとの都議会決議を求めています。  「日本国憲法を無効とし」だからね。いつの時代の人間が出した請願だよとめまいがする。この請願については、共産党は当然として自民党も反対に回り、不採択となった。  その後は大阪維新の会の組織の変容に伴い、「東京維新の会」も事実上なくなっている状態ではある。しかし今回の「表現の不自由展」の介入に動いた政治家の主力は日本維新の会代表の松井一郎大阪市長、そして維新と共同する河村たかし名古屋市長であった。  そして「表現の不自由展」中止決定後も、河村は主催者に謝罪を要求する異様な行動。さらに東京で音喜多が公金支出の妥当性がどうこうと言いだした。  いやー、きな臭いね。まるで維新周りの連中、この機に乗じて戦前回帰をもくろんどるんちゃうか。そのうち大阪、愛知、そして東京の各議会で「日本国憲法を無効に」「大日本帝国憲法は現存する」て請願が上がってくるんじゃないの。  そうなったら2012年都議会とは違い、

自民党小野田紀美参院議員と「みんな」の文通費問題

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 「ホワイト国除外」や「平和の像」など韓国関連の問題で自称愛国者≒売国奴の皆さんがネットに没頭している陰で、自民党の小野田紀美参院議員がこっそりとある件での訂正ツイートをしていた。URLはこちら。→ https://twitter.com/onoda_kimi/status/1157210590537904130  画像も張っておこう。 (小野田氏のtwitterから)  まず上段にあるツイートから。小野田氏は「文通費」なるものを「みんな」が私設秘書や事務員、政策リポートや事務所開設などの諸経費に使っていることを告白しています。  しかし「文通費」と言えば、この間日本共産党がよくネタにしていますね。文通費は正式な名称を「文書通信交通滞在費」といい、用途はこの名称通り文書や通信の郵送、出張旅費などに限定されているものです。  共産党は先の参院選、主に日本維新の会を批判する材料としてこの文通費問題を取り上げてきました。参院選投票日である7月21日付「しんぶん赤旗」でも、大々的に 記事にしています 。  小野田氏は参院選が終わって気が緩んだのかどうかは知りませんが、自分を含めて「みんな」が維新のように文通費を好きに使っているとtwitterで発信。そして画像の下段、いかにも自民党の幹部の皆さんに「こう書け」と指導でもされたかのような文体で訂正のツイートを出しています。  訂正ツイートのテンプレぶりには( ´_ゝ`)フーンと思わずにいられませんが、「適切に処理」と言うなら 共産党のように キチンと使途を明らかにしてほしいですね。もちろん小野田氏だけでなく「みんな」の分もね。  まあ安倍政権自体が失策(北方領土売り渡しやいつまでたっても北朝鮮と向き合わない問題)そっちのけで、取り巻きとともに韓国叩きに熱中する状況ですから、ぜひとも臨時国会の予算委員会でみっちりとこの文通費問題を野党共同で追及してほしいと思っています。なぜか安倍首相はまたも予算委員会出席を拒否っていると聞いていますが。

ガクガクガクガク伊藤岳!!!

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 8月1日、臨時国会が召集された。先の参院選で改選した新参院議員が登院したのがニュースで報じられている。  惜しくも改選8議席から1議席減らした共産党において唯一の新人は、定数が3から4に増えた埼玉選挙区で見事に勝利した伊藤岳氏である。twitterでは共産党の改選7議員が国会議事堂を背にポーズを取るショットが流れていたが、伊藤氏はその写真で堂々のセンターを飾っている。  初登院した伊藤氏の決意表明のツイート、リンク先は こちら 。画像も張っておく。 (伊藤岳新参院議員のtwitterから)  「現場で聞いた声の数では誰にも負けない!」という言葉が印象的だが、これはハッタリでも何でもないと思う。何しろ伊藤氏が参院選に初挑戦したのは2010年で、今回が4回目。その間、原発反対の運動に多数参加しながら足で稼いで市民の声を聞き取り続けた実績がある。  その伊藤氏の活動の一端を知ることができるのが、彼の 公式サイト 。実はいまだに、この公式サイトでは伊藤氏を「参院選候補者」と書いているのよ。しかもトップページでw まあ約10年、参院候補をやってきたからなあ。  ちなみに、今回の参院選で比例候補として当選した日本共産党の副委員長・山下芳生(よしき)氏が伊藤氏の当選をツイートしていた。山下氏によれば伊藤氏は、青年運動の団体である日本民主青年同盟(民青)でともに活動した同志だという。  大阪府を拠点に活動してきた山下氏は、1995年の参院選で弱冠36歳にして初当選。今回、5期目の当選と相成った。24年の時を経て、青年運動の同志であった伊藤氏と山下氏が国会の場に並び立ったというわけだ。おい、誰かドラマ化してくれw  てなわけで、臨時国会では伊藤岳氏の初質問が楽しみな私である。あ、タイトルは前回参院選(2016年)の立候補時、演説会の応援弁士だった小池晃書記局長(この人も今回の参院選で4期目の当選)が紹介した伊藤氏のキャッチフレーズ?だ。ただ私は、個人的に伊藤氏を 「共産党のガッキー」 と呼んでいるw